福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。西南学院大学

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福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。西南学院大学

国際文化学科

豊富な語学科目や異文化に触れる体験型学修、
多彩なアプローチで世界を探究する。

「言語」「地域」「文化」の3つの側面から、世界の多様性について学びを深めます。10言語から選べる充実した語学科目や、実際に異文化に触れる体験型学修を通して磨かれる豊かな国際感覚。3年次からは6つのコースに分かれ、各地域の研究から文化や芸術の比較まで、それぞれの関心に応じたテーマで学びを追究できます。

学びのフィールド

Professor’s Voice

国際文化学部長
西村 将洋

多元的な世界で、私たちはどう生きるか?
異郷を故郷とし、故郷を異郷とする想像力。

 現代世界は揺れ動いています。国際的な紛争、人種やジェンダーをめぐる対立、気候変動に伴う政治や経済に関する論争など、世界全体が流動的になり、価値観が多元化しているからです。こうした現状について、あなたは考えたことがないでしょうか。いったい自分に何ができるのか、と。
 国際文化学部は多元的な世界を学ぶ場です。本学部では日本や英語圏の文化に加えて、韓国、タイ、中国などのアジア諸国や、イタリア、スペイン、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ文化圏、そしてベナン、マリ、モロッコなどのアフリカ地域に関する教育と研究を行っています。複数の外国語を学ぶことは、多様な価値観を知る最良の機会となるはずです。しかも、異文化をじっくり学び続けると、不思議な感覚が芽生えてきます。遠い異郷の文化が、次第に自分の故郷の文化のように感じられ、逆に異郷から来た旅人のような視点で、自分の故郷を客観視し始めるのです。このように異郷を故郷と感じ、故郷を異郷として考える力は大切です。なぜなら、異文化と自分の文化の双方に対して、同じような親近感と距離感を組み合わせながら、あなただけの見解が持てるようになるからです。
 本学部の教員は多彩な文化の研究者であると同時に、映像学、音楽学、考古学、宗教学、哲学、美学、美術史、文学、文化人類学、メディア論、歴史学などの専門研究を行っています。これらの専門研究が現代世界を考える重要な出発点となるのです。多元的な世界で、どう生きるのか。国際文化学部は共に探究する同志を求めています。

学びのポイント

  • 10言語から履修できる充実の
    語学科目で多言語を修得
  • 学生主体の研究旅行計画を
    支援し異文化理解を促進
  • 6つのコースで自らの
    関心を深める学び

カリキュラム(一例)

1年次

基礎

世界各国の文化と芸術に関する基礎知識を、ゼミ(少人数クラス)で学ぶ。

世界各国の文化と芸術に関する全24種類のゼミの中から、自分の興味や関心に基づいてゼミを選び、基礎的な知識や教養そして読解力を身に付けます。また様々な外国語を学ぶことで、語学力と多角的な思考力を育てます。

2年次

応用

3つの系に分かれて専門的な視野を広げ、語学力を発展させる。

東洋文化系、西洋文化系、複合文化系の3つの系に分かれて、さらに専門的なゼミを開始し、研究文献を解釈する力や実践的な表現力を身に付けます。また各系に応じた講義科目を通じて専門領域(分野)に関する理解を深め、第3言語の修得も目指します。

3年次 | 4年次

発展

3~4年生の合同ゼミで、自分の専門研究を磨き上げる。

自分が所属する系の8種類のゼミの中から卒業論文の執筆に向けて1つのゼミを選びます。このゼミは3~4年生が協力して学ぶ合同ゼミです。また自分の専門研究と外国語学習を結びつけることで語学力をさらに向上させます。

授業紹介

日本文化論
「私」という意識が「他者」との共通点やズレの認識を通じて徐々に形成されていくのと同じように、「日本」文化も「他国」の文化との共通点やズレから形作られてきました。この授業では、明治時代に国内外で発表された地理学・武士道・茶道・美術などに関する日本文化論を取り上げ、それらに現れた日本と諸外国の文化との関係性を考えます。内向きの日本文化理解から解放され、より立体的な日本文化理解を試みましょう。
文化社会学
現存する人類は生物学的にはホモサピエンスだけであり、人類に「人種」はないにもかかわらず、私たちはたびたび人種問題に直面します。風船は国境を越えられるにもかかわらず、私たちが国境を超えるには「許可」が必要で、それを持てないがゆえに命がけで国境を渡ることすらあります。この授業では、文化や社会をとりまくこのような目には見えない概念・制度がどのように構築されてきたのかを学び、それらのこれからを考えます。

ゼミ紹介

ゼミテーマ:中国文化を多角的に探究する

物事を多角的に捉える力で、
正解のない問いに挑む。

文献講読やディスカッションを行い、さまざまな側面から中国の文化や社会を探究しています。中国は、日本と隣り合いつつも似て非なる文化を持つ国。その相違点に着目することで、私たちが普段当たり前だと思っている価値観や常識を問い直します。異なる文化や歴史的背景を持つ人々の考え方に触れることで、物事を多面的に捉える力を得られます。また、正解のない問いに対して学生同士で意見を交わし、新たな視点を獲得できるのも本ゼミの魅力です。日々著しく変化する現代社会では、多様な意見を聞きその背景を知ろうとする姿勢が重要です。ゼミの活動を通して自ら考え行動する主体性と広い視野を身に付け、可能性を広げてほしいと思います。

国際文化学部国際文化学科
金縄 初美 教授

生の中国文化に触れながら学ぶ、
異文化理解の重要性。

国際文化学科では、1年次から段階的に自身の専門分野を選択することができます。中国の色彩文化に関心を持っていた私は、1年生で金縄初美先生の授業を受けたことで中国文化を学びたいという気持ちがより強くなり、本ゼミを選択。演習では、先生から中国での生活の話や体験談を聞き、本物の民族衣装を間近で見て学びを深めます。文献だけでは分からない、生の文化を知ることができるのがこのゼミの魅力です。自分のイメージと実際の文化に大きなギャップがあると気付き、文化の多様性を深く知り、理解しようとすることの重要性を学びました。今後もゼミで身に付けた異文化理解の姿勢を忘れず、一歩ずつ成長していきたいです。

国際文化学部国際文化学科 4年

<2025年12月時点>
原田 百華(福岡県・三池高等学校出身)

Voice

五感で「当たり前」を疑う学びを力に、
地元、九州の魅力を発信する。

中学生の時、シンガポールでのホームステイで体験した多文化共生社会への驚きが、国際文化学科を選んだ原点です。ここでは世界中の文化を多彩なアプローチで学べるのが魅力。文化人類学の授業ではフィールドワークを通じ、五感を使って世の中の事象を学ぶ意義を知ることができました。また、留学生サポート活動や実践的な韓国語学習を通し、異なる文化背景を持つ人への想像力や共感力も身に付きました。卒業後はRKB毎日放送で、大学で培った感受性と自分の言葉で伝える表現力を活かし、地元九州の新たな魅力を見つけ、さまざまな形で発信していきたいです。

国際文化学部国際文化学科 4年
<2025年12月時点>
綾 みやび
(宮崎県・宮崎大宮高等学校出身)
内定先:RKB毎日放送株式会社

就職情報

関連情報

取得資格・進路

取得できる資格・免許
  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
  • 学校図書館司書教諭
  • 博物館学芸員
  • 社会調査士
卒業後の進路
多彩な学びの 6 コースを備える本学科は、その進路も多彩です。卒業生は公務員、マスコミ、旅行、金融、商社、航空、出版社、情報産業、国際協力機関など、幅広い分野で活躍しています。最近では大学院進学や海外留学により研究を続ける卒業生もいます。なお、教職や博物館学芸員の資格を取ると、中学校・高等学校の教員、博物館・美術館の学芸員を目指せます。